預けられない理由

リンク先の先生のページの本日の記事
「フォスターファミリー」を拝見して考えた

フォスターファミリーとまではいかないが
一日でもマルコを誰かに預けることになったら・・・ということを


マルコがやってきてからは
私はヤツと共に過ごさなかった日は一日もない
仕事での出張などもない状況だったこともあるけど。
つまり、ヤツをおいて外泊したり、旅行にいったことがない
あ、生後半年で去勢手術の前日夜から動物病院にヤツが入院したのが一度あった！


しかし、知人の中に、ペットホテル、知人、トレーナーなどなどに
『愛犬』（なんだろね）を預け、何日も旅行などを楽しむ人間を知っている


「よくできるよな・・・」というのが私の気持ち


だって、排泄のさせ方・給餌の仕方ひとつにしても
同じように対応してもらえるとは思えないから
これらのひとつでも
許さざることを許してしまわれたりしたら
マルコがすごい顔になって帰ってくるんだろなと想像がつく
修正がどんなに大変なことになるやら、想像しただけで疲れる


じゃあ、「すごい人」に預けたら。
実はそれはそれで弊害があるのさ


リンク先の先生から指導を受けていたのだが
こちらは「メール相談」という形式なので
先生とは私もマルコも一度も直接お目にかかったことがない。
先生がお住まいの場所から我が家が遠いということもあるが
基本受講体制が「メール」だから。
お近くの受講生の中には指導内容に応じて直接お会いになっていらっしゃる場合もあるようだが。
そのような方にたいしては、いいな・いいな♪と思っていたものだ


受講中、先生がおっしゃるようにできないことがたくさんあった
私の手足、体の動きがドンくさい＆頭弱いこともあって、
右とか左とかも混乱してきて上手くマルコを動かせないのだ
そんな時、「ああ、先生だったら、一発で決めてくださるんだろな」と思った
しかしそうはいかないから、できない状況を報告し
もう一度形や手順を教えていただいたものだ　（本当にお手間をおかけしました）

しかし、ご指導を受けていくうちに
よくよく考えてみると
先生にお会いすることが「怖く」なっていた　（実際、怖いんだけどね←ぎゃー！！！すみません）

「信頼関係」の「し」の字もなっちゃいない私とマルコとの間で
このリードを先生に渡した時のことを想像したら怖くなったんだ

先生がリードを手にしたら、脚側なんてそりゃあバッチリ決まるだろう
「座れ」なんて、キュッとお尻すぼめちゃってね
「わぁー、マルコすごい！」と拍手しちゃうだろうよ
だけど、すごいのはマルコじゃないんだよ。
その後に私がリードを持ったら、そうはいかないよ。
「お前の言うことなんて、きいちゃいらんねぇ！」だろうね。

要するに、「お前のところには帰らん、先生の家の子になる！僕には本当のリーダーができたんだ！」
と言われると思ったのだ


これ、今だから書けるけど
こう思ったときは結構落ち込んだよ、ホント。
だから、私が自分でやるしかないべ！と思ったのさ
マルコには申し訳ないけど
私が少しずつでも進歩するのを待ってもらうしかない
一度、本当のリーダーを知ってしまった後に
またダメ飼い主の下で我慢させるのって、不幸すぎるもんね


よって、私はマルコを誰にも預けることができなのだ
（いやー、マルコがやってくる前にヴェネチアに行っといてよかった、よかった）

しかし、現実的なことも考えてるんだよ。
私の両親も高齢となったので
まあ、葬式なんてことになったときのシミュレーションもしてある
田舎だから、葬儀場などでは駐車場は十分に完備しているので
車中のバリケンでの過ごさせ方、排泄のタイミング、
季節に応じて（特に夏の）気温管理。

そして、私本人が不慮の死（？）に至った場合。
私の母親には無理（父はなおさらまったく無理）なので
マルコは「安楽死」です。
マジ、心決めてます。