ちびらぶマルコのまったりな日々
「犬がいるからだいじょうぶ」 島村洋子 著 (新潮文庫)
子どもの頃からずっと犬といっしょだった著者
といっても
著者は自分の家で犬を飼っていたわけではない
彼女の家は散髪屋だったので
「犬を飼うと保健所に怒られる」のだ
よって、ずっといっしょだった犬たちとは
隣近所で飼われていた犬や野良犬ということになる
もっとも、後に
彼女は自分の犬を飼う(それもたくさん!)ことになるのだが・・・
犬たちはもちろん、鹿やれおぽんや九官鳥の話まで登場してくる
たくさんの犬と過ごしてきた彼女は
それだけたくさんの「死」と対面してきた
「誰の死に目にもあいたくない。」という彼女の
動物たちとの別れかたは実に独特
そして、印象に残った一節
・・・「愛犬家」というのは、「犬を愛する人」という一方通行の愛情の意味しか
持たないようなのだけれど、
「愛犬家」は実は「犬に愛されている人」なのではないかという気がする。
こどもがこどもなりに親を愛し、親に気を使っているように、
犬は犬なりに飼い主を愛し、飼い主に気を使っているのではないかと思う。・・・
「犬と人間の違いがわからない子」といわれた著者の
ユニークでちょっと切ないエッセイ
子どもの頃からずっと犬といっしょだった著者
といっても
著者は自分の家で犬を飼っていたわけではない
彼女の家は散髪屋だったので
「犬を飼うと保健所に怒られる」のだ
よって、ずっといっしょだった犬たちとは
隣近所で飼われていた犬や野良犬ということになる
もっとも、後に
彼女は自分の犬を飼う(それもたくさん!)ことになるのだが・・・
犬たちはもちろん、鹿やれおぽんや九官鳥の話まで登場してくる
たくさんの犬と過ごしてきた彼女は
それだけたくさんの「死」と対面してきた
「誰の死に目にもあいたくない。」という彼女の
動物たちとの別れかたは実に独特
そして、印象に残った一節
・・・「愛犬家」というのは、「犬を愛する人」という一方通行の愛情の意味しか
持たないようなのだけれど、
「愛犬家」は実は「犬に愛されている人」なのではないかという気がする。
こどもがこどもなりに親を愛し、親に気を使っているように、
犬は犬なりに飼い主を愛し、飼い主に気を使っているのではないかと思う。・・・
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プロフィール
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管理人:
deme(デメ)
自己紹介:
マルコ(2005年3月14日生)
のしつけを通して
自己の精神修練中
2010年4月、乗馬を始める。
たまに、乗馬のことも書いています。
目標を明確に持って実現します。
お気軽に、コメント及び
下のフォームよりメールを
お願いいたします。
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