運動場にて

いつもの運動場でひと遊びをして
（といっても「来い」と「引っ張りっこ」と「もって来い」だけど）
マルコを「ごろん」させて休んでいたところ

ゲートボール場となっている芝生（というか草地？）のほうから
車がやってきた
（お、おい、、ここ車進入いいんだっけ！？）
すると、おじいさんが降りてきた

マルコを横にすわらせると
おじいさんが（距離１０ｍほどあり）
「あっちは、じーやんたちが今日、除草剤まいたから気をつけてな」
と教えてくださった

マルコは座りながらも尻が浮いてきて、尻蹴り入れられてました。


そしてまもなく今度は
運動場をランニングするおじさんが現れた
走りなれている格好だが、ここでは初めてみた
（“じーやん”たちのゲートボールが終わると、いつも誰もいないので）

走るおじさんに興奮しはじめたマルコ、（やっぱりね）
これはいいチャンス！と座らせたが
先ほどのように尻を浮かせたので、「伏せ」をさせた

しかし、今度は走るおじさんに視線を合わせながら体をじりじり回転させようとしたので
しっかり押さえ込まれた

こんなふうにこちらは「いい訓練のチャンス」と思っていたのだが
おじさんは、こちらが気を使ってマルコを動かさないようにしていると思われたらしい

走りながらこちらに向かってジェスチャーをしている
ああ・・・この方、口が不自由でいらっしゃるようだ

おそらく、「わたしは、あちらに行くから、どうぞ自由にして」
というようなことを伝えてくださったのかと思う

私は「大丈夫です」といいながら、「おおきく○」を手で作ってみたが
うまく伝わらなかったようで
おじさんは運動場を去って外にコースを変えて行ってしまった


次に会ったときのために
「落ち着いて座る訓練中ですので、そのままランニング続けてください」
と大きな紙に書いて準備しておこうかな