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 ちびらぶマルコのまったりな日々
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「犬がいるからだいじょうぶ」  島村洋子 著  (新潮文庫)


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子どもの頃からずっと犬といっしょだった著者

といっても
著者は自分の家で犬を飼っていたわけではない
彼女の家は散髪屋だったので
「犬を飼うと保健所に怒られる」のだ

よって、ずっといっしょだった犬たちとは
隣近所で飼われていた犬や野良犬ということになる

もっとも、後に
彼女は自分の犬を飼う(それもたくさん!)ことになるのだが・・・


犬たちはもちろん、鹿やれおぽんや九官鳥の話まで登場してくる
たくさんの犬と過ごしてきた彼女は
それだけたくさんの「死」と対面してきた

「誰の死に目にもあいたくない。」という彼女の
動物たちとの別れかたは実に独特


そして、印象に残った一節

・・・「愛犬家」というのは、「犬を愛する人」という一方通行の愛情の意味しか
持たないようなのだけれど、
「愛犬家」は実は「犬に愛されている人」なのではないかという気がする。

こどもがこどもなりに親を愛し、親に気を使っているように、
犬は犬なりに飼い主を愛し、飼い主に気を使っているのではないかと思う。・・・




「犬と人間の違いがわからない子」といわれた著者の
ユニークでちょっと切ないエッセイ










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マルコ(2005年3月14日生)
のしつけを通して
自己の精神修練中

2010年4月、乗馬を始める。
たまに、乗馬のことも書いています。

目標を明確に持って実現します。

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