こういうことが足りない

きょう、家の中で
マルコがしり込みして怖がる状況が起きた
（とはいっても、あるものがバタンと倒れただけのことなんだけどね
何せ、パニクリ怖がりのマルコはこういう状況判断ができない）

いつもなら「大丈夫・大丈夫」と声をかけながら
その場を済ましていた

が、今日は「んっ？」と思い
すぐにその場に停座をさせ、同じ状況を再現した
マルコはまた驚いて立ち上がったり、すわったまま後ずさりしたが
音や振動をいろいろ加減しながら何度もくりかえしてやってみた
しばらくは恐怖の対象から目が離せずに、
そのくせ自分に迫ってくると目を背けて体を硬直させていたが
繰り返すうちに、私の方を見てちょこんと座っていられるようになった


本来なら幼少期にこういった音や衝撃に対する体験をさせなければならなかったのだが
できるだけ驚かせたりしないようにとすごさせていた「うるとら親馬鹿飼い主」だもんで
今になってこんなことやってるのだ、トホホ

これまで同じ状況を体験していながら、その機会を「流して」しまい
今日のような「小さな積み重ね」を怠っていたわけだ

先生にいつもいわれていた「地道な積み重ね」
今更ながらやっと理解でき始めた